ダイバーシティの推進
スズケングループでは、顧客信頼度ナンバーワンを目指すなかで、性別・年齢・国籍・価値観・働き方などが異なる個性あふれる社員が、互いに競い合いながら成長していく「個を活かす」風土を醸成するため、ダイバーシティの推進を行っています。
1.健康経営
①健康経営宣言
②心と身体の健康をサポート
スズケンおよびサンキ、エス・ディ・ロジ、スズケン健康保険組合は、優良な健康経営を実践している法人を顕彰する「健康経営優良法人」(主催:経済産業省等)に選定されました。
大規模法人部門:(株)スズケン、(株)サンキ
中小規模法人部門:
(株)エス・ディ・ロジ、スズケン健康保険組合
スズケンおよびサンキ、エス・ディ・ロジは、各社長名による「健康経営宣言」を制定し、健康経営推進組織を設置。また、スズケン健康保険組合は、「健康宣言」を制定し、2021年度においては健康保険組合連合会愛知連合会の定める「健康宣言チャレンジ事業所」として認定されるなど、社員が安心して働くことのできる職場環境の整備と、社員と家族の健康づくりを推進しています。
こうした取り組みにより、スズケンおよびエス・ディ・ロジ、スズケン健康保険組合は、2020年から3年連続で健康経営優良法人に認定されています。
■健康経営に向けた取り組み
スズケン スズケン健康保険組合 |
サンキ | エス・ディ・ロジ |
---|---|---|
①労働時間の適正化 ②生活習慣病の重症化予防 ③メンタルヘルス対策 |
①喫煙対策 ②健康診断・検診等の受診推進 ③食生活改善の支援 |
①労働時間の適正化 ②健康診断結果の有所見者への再受診勧奨 ③メンタルヘルス対策 |
- ※健康経営優良法人認定制度とは、経済産業省が、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
社員の心の健康について、スズケンでは外部の専門企業に委託し、定期的にストレスチェックを実施するとともに、専門家によるカウンセリングを利用できる体制を整備しています。また、社内には健康相談室を設置し、「こころとからだの健康相談窓口」として、専門知識を持った産業医と保健師が対応しています。
グループ全体では、ヘルスケアテクノロジーズ株式会社(ソフトバンクグループ)が提供するオンライン健康医療相談サービス「HELPO(へルポ)※1」を導入し、社員と家族の健康維持・向上に努めています。
- ※1HELPO:24時間365日、チャット形式で医師などの医療専門スタッフに相談できるほか、病院検索も可能
2.女性活躍の推進
当社グループでは、女性社員を積極的に採用し、新規プロジェクトへの登用を進めるなど、能力を最大限に発揮できる環境整備に努めています。
女性活躍推進法に基づく行動計画の策定と女性社員の活躍推進により、スズケンを含めたグループ3社が、女性の活躍推進状況が優良な事業主として、厚生労働省から「えるぼし」の認定を受けています。
①女性活躍推進法に基づき行動計画を策定
2020年7月、スズケンは「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(通称、女性活躍推進法)に基づき、行動計画を策定しました。
②女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」を取得
スズケンは、採用における競争倍率が男女で同程度であることや、従業員1人あたりの時間外労働時間が一定値以下であることなど、厚生労働省の定める5つの評価項目のうち3つを満たしたことから、3つの認定段階のうち、2段階目の認定を受けました。同じく、スズケングループの翔薬は2段階目、エス・ディ・ロジは3段階目を取得しています。
エス・ディ・ロジが取得している
「えるぼし(3段階目)」
3.子育て支援の推進
当社グループでは、ライフイベントを経ながらも働き続けることができる仕組みの整備と浸透を図っています。次世代育成支援対策推進法に基づく「基準適合一般事業主認定」を受け、スズケンを含めたグループ7社が子育てサポート企業として厚生労働大臣から「くるみん」の認定を受けています。
③社員のワーク・ライフ・バランスを積極的に支援
スズケンは、ワーク・ライフ・バランスの重要性が高まる中、「次世代育成支援対策推進法」の主旨にそって、育児支援に関する制度の充実を図ってきました。そして、現在、2020年~2022年度の行動計画を定め、さらなる充実を図っています。
スズケンは、次世代育成支援対策推進法に基づく「基準適合一般事業主認定」を受け、2011年7月に次世代認定マーク【愛称「くるみん」】を取得しました。同じく、スズケングループの翔薬、サンキ、三和化学研究所、スズケン沖縄薬品、エス・ディ・ロジ、アスティスも取得しています。
エス・ディ・ロジが取得している
「プラチナくるみん」
④制度
- 子供が満2歳になるまで取得可能な育児休業制度
- ※子供が2歳に達する日(誕生日の前日)までに、保育所に預けられなかった場合に限り、満2歳の年度末まで取得可能
- 子供が小学校6年生卒業時まで利用できる短時間勤務制度
- 365日まで取得できる介護休業制度
を導入し、法定以上の内容となっています。
4.障害者雇用の推進
スズケンでは2013年12月に特例子会社の株式会社スズケンジョイナスを設立。障害のある求職者を積極的に採用し、一人一人の障害の特性を見極め、職務開発に取り組んでいます。社員はスズケンの本社や物流センターなどに勤務し、伝票処理、データなどの業務に従事しています。2021年6月1日現在の障害者雇用率は2.4%で、法定雇用率の2.3%を上回っています。

スズケングループでは、今後も多様な社員がいきいきと仕事ができる風土づくりを行ってまいります。