MS(営業)

子育てと仕事。 両立は簡単ではないけれど、やりがいも大きい

前もって段取りを整え、無駄なく動くように

内勤としてスズケンに入社した私が、MSになったのは3年ほど前のこと。私には2人の子どもがいるのですが、「自分の仕事の幅をもっと広げてみよう」と新しい一歩を踏み出すことに決めました。以来、子育てに仕事にと目まぐるしい日々を送っています。

家庭と仕事を両立する上で特に気をつけているのは、勤務時間のコントロール。MSはお得意さまからの急な呼び出しや、「都合がつかないのでどうしてもこの時間に来てください」と指定されることも多い仕事です。そのように時間が読めない部分は仕方ないにしても、自分でコントロールできる範囲においては、スケジュール管理を欠かしません。

例えば外回りと、資料作りなどの内勤業務のバランスを常に考えておく。資料作りにもある程度まとまった時間が必要なので、「この時間までには支店に戻って内勤業務に集中しよう」と頭の中で逆算しながら業務に取り組んでいます。そのようにして基本的に定時で仕事を終わらせ、帰宅するようにしています。

忙しい日常の中で交わす、大切な時間

一緒に働く人たちと日ごろから良好な関係が築けていれば、子どもが体調を崩してしまったときなどにもヘルプを求めやすいので、普段からこまめなやりとりを心がけています。

とはいっても、何か特別なことをしているわけではありません。何気ない雑談を交わしたり、冗談を言いあったり、たまにはみんなで飲みに行ったりするなど、どんなことでもいいのでとにかく会話を交わすようにしています。慌ただしい仕事と子育ての合間の息抜きにもなるので、そんな何気ないひとときが、私にとってはかけがえのない時間でもあるんです。

また、私はMSとしての経験が浅いので、仕事のさばき方や医薬品に関する知識ではどうしてもベテランの人には敵わない。そこで疑問点があれば、どんなにささいなことでも必ず周りの人に質問して解消しています。

経験豊富な人にとっては当たり前のような知識でも、恥ずかしがらずにどんどん質問します。そこでの会話を通じて、「この知識は絶対に覚えておこう」「この営業方法は自分に向いているな」と自分なりのノウハウを練り上げています。

前向きな姿を見せれば、きっと周囲が助けてくれる

就職活動を行っている女性の皆さんの中には「自分は将来、家庭と仕事を両立できるだろうか?」と考えている人も多いと思います。実際にそれを経験している立場からいうと、「楽にこなせるよ!」と軽々しくは言えません。私も働くママの一人として、日々時間のやりくりに追われているのは事実ですから。

でも、腹をくくって「やるしかない!」と決めてからは、周りの人のサポートにずいぶん助けられてきました。しんどいときに愚痴を言いあえる仲間の存在や、子どもの面倒を見てくれる母親・夫へは感謝してもしすぎることはありません。自分が決めたことに対して言い訳をせずに、前向きに取り組む姿を見せれば必ず周囲の人は助けてくれるし、意外となんとかなるものです。

また、スズケンは育児に関する制度が整っており、特に育休は子供が2歳になるまでという長い期間にわたって取得できるので、制度面やサポート体制は十分に整っています。何より「医薬品の供給を通じて世の中に貢献する」というやりがいがとても大きい仕事なので、少しでもスズケンに興味をもっているのなら、「まずはやってみよう!」とポジティブに考えてみてください。

1日のスケジュール

朝のスケジュール
  • 出社後、メール確認
  • メーカーさまと情報交換
  • 朝礼
  • 課のミーティング
  • 営業に出発、クリニックと薬局を中心に訪問
昼のスケジュール
  • 昼食
  • クリニックと薬局を中心に訪問
夕方のスケジュール
  • 帰社後、お得意さまからの依頼ごとの確認や資料作成
  • 退社

仕事アイテム

愛用する受注ノートには、お得意さまからの注文やいただいた要件を書き込んだり、お渡しする資料を挟んで持ち歩いています。